耐力壁の倍率を評価するために実施します。
構造物試験
天井材接合部または天井ユニットの許容耐力を確認します。
耐震耐久性調査・診断
鉄筋コンクリート構造物の鉄筋のかぶり厚さや配筋間隔を非破壊で調べます。
鉄筋コンクリート構造物の鉄筋の腐食状態を非破壊で推定します。
コンクリートの気体透過性を調べます。
コンクリート表面の硬さを測定します。
火災を受けた鉄筋コンクリート造または鉄骨造建築物の被災状況を診断します。
各調査方法によって、鉄筋コンクリート造建築物の火害調査を実施します。
各調査方法によって、鉄骨造建築物の火害調査を実施します。
土質基礎試験
土粒子の単位体積(1cm3)あたりの質量を測定します。
土に含まれる水分の土粒子に対する質量比を測定します。
土全体の単位体積(1cm3)あたりの質量を測定します。
土を構成する土粒子の粒径分布(粒度)を求めます。
土の状態が変化する境界の含水比を測定します。
地盤材料(粒径75mm未満)を、主に粒度試験結果に基づいて分類します。
土に含まれる細粒分(粒径0.075mm未満)の割合を求めます。
土中の間隙水の移動量を測定します。
最大乾燥密度および最適含水比を求めます。
路床土としての適否を判断するための指標である設計CBRを求めます。
路盤材料としての適否を判断するための95%修正CBRを求めます。
土を水で溶いた水溶液の酸性、アルカリ性の度合を測定します。
土質区分の指標となるコーンの貫入抵抗力度を求めます。
土(主に粘性土)に拘束圧を作用させない状態で圧縮し、強度を求めます。
セメント系固化材等を添加して固化させた土の一軸圧縮強さを求めます。
土懸濁液の電気の通しやすさを測定します。
砂の最も緩い状態と最も密な状態の乾燥密度を求めます。
所要の一軸圧縮強さが得られる固化材の添加量を求めます。
音響試験
床仕上げ材について、床衝撃音を緩和する効果を調べます。
空気中を伝わる音を、壁などが遮断する性能を調べます。
建物の界床などについて床衝撃音の大きさを調べます。
界壁・間仕切壁などを対象に、空気伝搬音に対する遮音性能を調べます。
吸音材や内装部材などを対象に、音を吸収する性能を調べます。
発泡体や繊維などの吸音材料を対象に、音を吸収する特性を調べます。
熱試験
外壁、屋根、床、窓など構成材の結露発生の有無を判定します。
外壁、屋根、床、窓などの構成材の断熱性を測定します。
単一材料の熱の伝わりやすさを測定します。
建材の水蒸気を通す程度を測定します。
建材の水蒸気を通す度合いを測定します。
複層ガラスの熱性能を、測定と計算により求めます。
建築材料の温度変化による長さ変化の度合いを測定する試験です。
人造鉱物繊維系保温材の耐熱性を確認する試験です。
試料を一定条件の空気中に長時間静置した後の含水率を求めます。
耐火防火試験
建築材料の発熱速度、総発熱量を測定します。
開口部の火炎の遮断性能を判定します。
柱の耐火性能について判定します。
屋根葺き材の火災に対する延焼防止性能を調べます。
屋根の耐火性能について確認します。
不燃性試験では炉内温度、試験体中心温度、試験体表面温度などを測定することにより、材料の不燃性を評価します。
外壁(耐力壁)の耐火性能について確認します。
物質単体が完全燃焼した際の単位質量当たりの発熱量を測定します。
風洞試験
高層建物周辺におけるビル風の影響を評価します。
外装材設計用風荷重を決めるための風圧係数を測定します。
動風圧試験
サッシ,ドアセットの隙間からの空気の漏れ(通気量)を測定します。
暴風雨時におけるサッシやドアの室内側への漏水の有無を確認します。
強風時のサッシやドアセットの変形や破壊の有無を確認します。
建物の外壁に強風(風圧力)が作用した時の安全性を確認します。
防火設備(シャッター等)の煙を遮断する性能を確認します。
ドアセットのねじり強さ,鉛直荷重強さ,耐衝撃試験(圧-06)
各種の荷重に対するドアセットの強度を確認する試験です。
暴風雨時に屋根からの雨水の浸入の有無を確認します。
レールに沿って横方向に移動する建具の耐久性を確認します。
繰り返し開閉による建具(開き窓,開き戸等)の耐久性を確認します。
高層建築物が地震や台風によって揺れた時、外壁やカーテンウォールなどが脱落,損傷しないことを確認する試験です。
防火設備(防火ドア,防火シャッターなど)に挟まれた人が危害を受けないことを調べます。
金属製カーテンレールおよび構成部品の品質を確認する試験です。
熱伸縮に相当する変位量を繰り返して折板に与えた後、その折板を鉛直に引き上げて、固定金具の強度を確認します。
金属製折板屋根の強度は折板自体の強度だけでなく折板と固定金具との接合部等の強度を確認することが重要です。
建具(ドアセットおよびサッシ)の戸の開閉に要する力を確認,または測定する試験です。
JIS R 3109「建築用ガラスの暴風時における飛来物衝突試験方法」では、台風などによる破壊的暴風事象による飛来物の脅威に対する建築用ガラスの耐力を判定することができます。
建材試験
金属材料および表面処理(めっき、塗装など)を施した金属材料の耐食性を試験します。
床仕上げ材表面の摩擦抵抗を調べます。
日常的な動作時の硬さ試験
(JIS A 5917 衝撃緩和型畳床)(建材-03)
畳床上において、歩く・座る・寝転がるといった動作時に身体で感じる硬さを調べます。
道路等で使われる舗装用平板およびインターロッキングブロックの透水性を調べます。
建築用外装材料の耐凍害性試験(気中凍結水中融解法)(建材-05)
外装材料に凍結融解を繰り返し作用させて、耐凍害性を確認します。
試験体に衝撃が加わったときの破壊状況を調べます。
建築物の内外装の仕上げや下地調整に用いる塗り材の付着(接着)強さを測定します。
表面被覆材を対象とし、コンクリート片の剥落抵抗性を試験します。
連続繊維シートを対象とし、コンクリート片の剥落抵抗性を試験します。
材料試験
二酸化炭素濃度の高い環境下でコンクリートの中性化抵抗性を確認します。
コンクリートの凍結融解作用に対する抵抗性を確認します。
コンクリート供試体の乾燥収縮を要因とした長さ変化の測定を行います。
コンクリート構造物より採取したコアを用いて、コンクリート表面からの中性化深さを測定します。
遮蔽用コンクリートの乾燥単位容積質量を測定します。
構造物より採取したコアやコンクリート供試体の静弾性係数を測定します。
短期の水掛かりを受けるコンクリートの水分浸透速度係数を測定します。
硬化したコンクリートの気体の透過量を測定します。
建築材料中から放散されるホルムアルデヒドの濃度を測定します。
建築材料中から空気中へ放散するホルムアルデヒドの濃度を測定し、放散速度を求めます。
塩分試験(硬化コンクリート中の塩化物イオン濃度測定)(材D-03)
硬化コンクリートに含まれる塩化物イオン濃度を測定します。
EPMAとはElectron Probe Micro Analyzer(電子線微小部分析装置)の略で、電子線を試料に照射し、形態観察や元素分析を行う装置です。
EPMA その2 -元素分析(点分析、面分析)-(材D-05)
EPMAによる元素分析(点分析、面分析)について、コンクリート試料を例に解説します。
分析用試料の作製方法を概説します。
硬化コンクリートを微粉砕した試料を用い、化学的な手法によって配合(セメント量・骨材量・結合水量)を推定します。
粉末試料にX線を照射して得られる回折図形から構成物質を分析します。
測定試料にX線を照射し、試料から発生する蛍光X線を検出して構成元素を分析します。
硬化コンクリート中の塩化物イオンの見掛けの拡散係数試験(JSCE-G 573) (材D-10)
実構造物におけるコンクリート中の全塩化物イオン分布の測定方法について解説します。
加熱した試料の質量と熱流量の変化から、含有成分の定性・定量分析を行います。
溶液中のイオン成分(無機の陰イオンおよび陽イオン)の定性・定量を行います。
試料に赤外光を照射して得られる情報から含有化合物の同定を行います。
紫外・可視・近赤外分光光度計を用いて、光の透過率および反射率を測定します。
多成分が混合されたガスを個々の成分に分離して、定性および定量分析を行います。
下水道構造物のコンクリート腐食対策技術
防食被覆層の品質試験(材D-16)
下水道コンクリート構造物の防食被覆工法を対象とし、防食被覆層の品質試験を行います。
硬化コンクリートの含水率を測定します。
コンクリートの受熱温度推定試験(過マンガン酸カリウム法)(材D-18)
火害を受けたコンクリートの受熱温度を推定します。
コンクリートの受熱温度推定試験(UVスペクトル法)(材D-19)
UVスペクトル法により火害を受けたコンクリートの受熱温度を推定します。
コンクリート構造物の耐久性を低下させる現象です。
コンクリートに使用する骨材のアルカリシリカ反応性を判定します。
骨材のアルカリシリカ反応性試験(モルタルバー法)(材E-03)
コンクリートに使用する骨材のアルカリシリカ反応性を判定します。
コンクリートに使用する骨材のアルカリシリカ反応性を迅速に判定します。
骨材のアルカリシリカ反応性試験(促進モルタルバー法)(材E-05)
モルタルバーを高温・高アルカリ環境でアルカリシリカ反応(ASR)を促進させ、早期に判定を行います。
コンクリートコアを高温、高湿および高アルカリ環境で養生し、潜在的なアルカリシリカ反応(ASR)を促進させます。
コンクリートのアルカリシリカ反応性試験(コンクリートバー法)(材E-07)
実調合のコンクリートを使用してアルカリシリカ反応性を判定します。
溶融スラグ骨材を使用したモルタルの膨張性を確認します。
アルカリシリカ反応(ASR)の各種促進養生設備をご紹介します。
工事用材料試験
コンクリート構造物から切り取ったコア供試体の圧縮強度を求めます。
当法人は、大阪府内建築行政連絡協議会に登録された試験所(登録試験所)であり、骨材の採取、試験および報告まで一連で実施しております。
計測機器の校正
計測器の校正に関する用語と解説
力(一軸)試験機は標準器(力計)を用いて校正することによって国家計量標準へのトレーサビリティを確保することができます。
はかり(電子天秤)は標準器(標準分銅)を用いて校正することによって国家計量標準へのトレーサビリティを確保することができます。
ノギスは標準器(ブロックゲージなど)を用いて校正することによって国家計量標準へのトレーサビリティを確保することができます。
マイクロメータは標準器(ブロックゲージ)を用いて校正することによって国家計量標準へのトレーサビリティを確保することができます。
ダイヤルゲージは標準器(ダイヤルゲージ校正器)を用いて校正することによって、国家計量標準へのトレーサビリティを確保することができます。
不確かさ
測定の不確かさは試験結果の信頼性の指標です。