土質基礎試験
改良土などの地盤材料の試験を行うとともに、基礎工法の開発をサポートします
近年、埋立地や斜面地などが建築用地として使用されるようになり、地盤調査および土質試験はますます重要になってきています。
また、砕石などの自然資源が枯渇してきており、これに替わるジオテキスタイルなどの人工材料や再生資源が積極的に利用されるようになってきています。
これに応えて、規格化されている土質試験をはじめ、地盤に関する特殊試験や調査にも取り組んでいます。
土質基礎試験内容
一般土質試験
各種地盤材料について、JIS および地盤工学会基準(JGS)による土質試験を実施しています。対象となる地盤材料は、大別すると以下の3種類です。
- 土
- 改良土
- 路盤材(道路用砕石、鉄鋼スラグ、再生路盤材など)
特殊な材料に関する試験についても、お問い合わせ下さい。
試験項目特殊土質試験
近年、地盤関連の新材料の開発や環境負荷を低減するためジオテキスタイル等の新素材や、解体がらを再生した再生砕石が多用されており、プロジェクトへの適用にあたっては、品質や性能の確認が重要となります。このようなニーズに応えるため、以下のような特殊土質試験も行っています。試験方法等を検討させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。
- 透水マットと地盤との摩擦試験
- 透水マットと地盤の複合体の透水性能試験
- 遮水マット継手部の止水性能試験
土質基礎調査・診断及び技術開発支援内容
擁壁など構造物の損傷調査
損傷が生じている擁壁などの構造物について、現地でその変状を調査するとともに、現地地盤調査および土質試験を行って損傷の原因を把握し、安全確保のための対策等を助言します。
基礎工法等の技術開発支援
地盤改良工法や地盤補強工法の技術開発において、設計法や品質管理法構築のための室内試験や品質確認試験を行い、技術開発の円滑な遂行を支援します。
- 地盤補強工法の設計法開発のための各種試験の計画、実施支援
- 地盤改良工法の品質管理法構築のための品質確認試験の実施支援