試験システム案内
試験申込・速報クラウドシステム
建築・建設プロジェクトにおける工事管理は、コンクリートに代表される使用材料の検査や工程に関わる配筋検査など、設計どおりの品質や性能を担保するために重要な行為であります。
近年、コンクリートの品質管理は、現場作業所が契約した試験代行者によって遂行されることが多く、構造体コンクリート強度確認用供試体も試験代行者が試験機関に持込まれる(試験申込書と共に)ことが大半です。このような状況で、工事管理者(監理者)が試験結果を早急に知りたい場合、試験代行者を介してFAXや電話による「速報」が飛び交っているのが日常です。そこでGBRCでは、依頼者や工事関係者に新しいクラウドサービスを開始いたしました。
当該工事の関係者なら、いつでも・どこでも・最速で・正確な、情報が確認できます。
- 依頼者情報の保護・セキュリティーを強固にしたうえで、コンクリート強度試験結果の速報を必要とする工事関係者らのうち、あらかじめ登録していただいたアドレスに、Eメール(スマートフォンも対応)で試験完了の通知と速報の配信を行います。
- 施工者、作業所、試験代行者のそれぞれの立場(関わっている範囲)で、クラウドに登録し稼働中にある現場の試験結果(終了分も含めて)の閲覧・ダウンロードが行えます。
- これから予定している試験の情報諸元の入力もクラウド上で、24時間行えます。
- 供試体の搬入・試験申込に必要な[発注書]もクラウド上からダウンロードし、印刷できます。
- このシステムで、ペーパーレスでトレ―サブルな情報管理が実現できます。
コンクリート圧縮強度試験データベース・システム
「コンクリート圧縮強度のデータベース・システム」は、コンクリート工事の品質管理のレベル向上、管理業務の省力化、品質管理の信頼性向上を図るため構築されたもので、試験所で実施する圧縮強度試験とフレッシュコンクリートの各種試験などの結果をデータベース化し、一覧報告書を提供するシステムです。
目的とメリット
1.品質管理レベルの向上
- データの一元化により、各種の分析が容易となります。
- 検索システムにより、過去のデータの遡及調査が容易になります。
2.管理業務の省力化
- データの一覧化で見やすくなり、品質管理が容易になります。
- 書類管理の省力化、書類作成の簡素化を図ることができます。
3.信頼性の向上 ・試験所と現場作業所が直結されます。
試験所と現場作業所が直結されます。
4.試験の実施、試験結果の速報
指定の試験日に実施し、試験結果の速報をクラウドシステム(CTP)にアップロード致します。
5.中間報告書又は完了報告書
報告書作成のご依頼がありましたら、作成致します。
6.お問合せ
コンクリートDB(データベース)の担当者にお問合せ下さい。