動風圧試験
窓、ドア、天窓、外壁、カーテンウォール、屋根などの建築物非構造部材の耐風性能を中心とした気密、水密性能試験を行います。
また、地震や強風時の建築物の揺れによって生じる層間変位に対する安全性の確認試験も行っています。
建築物に使用される外装材は直射日光や風雨などの気象環境に直接曝されるので十分な耐久性と安全性が要求されます。外装材の損傷は、外装材そのものは勿論のこと、その接続部にも多く見られることから、それらの接続部を含んだより現実的な試験体を再現し、それに設計荷重を加えて性能を確認する必要があります。動風圧試験では、外壁、屋根ふき材、建具などの外装材の耐風圧や水密などの性能試験を実施しています。
動風圧試験案内
耐風圧性・気密性・水密性試験
外装材の耐風圧性・気密性・水密性のJIS等による試験を行います。さらに、層間変位試験により面内変形の履歴を与えた外装材についてもこれらの性能試験を行います。
層間変位試験
暴風時や地震時を想定した建築物の変形に対する外装材の面内変形追従性能の試験を行います。
ドアセットの開閉繰り返し試験
ドアの開閉を10万回繰り返し、スイングドアセット各部の耐久性を確認します。当所の装置ではラッチ解除操作を含めてドアを開閉することができます。
その他の試験
建具の各種試験、飛来物耐衝撃試験、防火設備の遮煙性、換気口部品の圧力損失、屋根固定金具の耐久性試験などを行います。