数値シミュレーションについて

どのようなソフトを使っていますか。

数値解析室では、MSCソフトウェア社のMarcを使っています。
Marcは材料非線形、幾何非線形、境界条件の非線形問題や接触問題に対して優れた機能を有し、座屈解析や時刻歴応答解析、熱伝導解析、熱ー構造連成解析も可能です。また、コンクリートなどの低張力材料も扱うことができ、クラックや圧壊を生じる材料の解析も可能です。

どのような解析を行っていますか。

構造部材の弾塑性挙動を再現する解析、弾性座屈、弾塑性座屈、固有値解析、時刻歴応答解析等、構造に関する非線形解析を多く行っています。構造試験室の実験と組み合わせて解析を行う場合も多く、実験の事前予測、実験結果の検証、実験できないパラメータについての挙動把握等、技術開発に解析を用いるケースは多くなっています。

解析費用はどのくらいかかりますか。

解析費用は、解析対象、大きさ、解析の種類、解析ケース数によって変わりますので、数値解析室までお問い合わせください。